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消費者金融の借り手は複数社から融資を受けている場合が多く、実際の死亡件数は17社分を単純合計した調査結果より少ないとみられる。
この17社で消費者向け無担保融資全体の7割以上のシェアがあり、口座数の合計1408万件に対し、保険をかけられた借り手は計1344万人。14社が借り入れ申し込みと保険加入同意を一つの書面で済ませており、融資と保険が事実上一体化していた。
保険金が支払われたうち52%は死因がわかっていない。一定額以下の支払いは死亡診断書などを不要とする約款があるためだ。
最も多い死因は病死で1万6800件(32.4%)あり、次が自殺だった。死因が判明したケースに占める自殺の割合は19.8%で、人口動態統計(04年度)の20〜59歳の死因に占める自殺の割合15.3%より高かった。
消費者金融会社が保険会社に支払った保険料は計376億円で、保険金受取額と配当金の合計339億円を上回っていた。