2006年10月06日(金) 22時21分
命が担保…消費者金融17社、保険金300億円受領(読売新聞)
金融庁は6日、消費者金融会社が借り手に加入させている「消費者信用団体生命保険」について、初の実態調査の結果を発表した。
2005年度は大手を中心に17業者が契約し、借り手の死亡に伴って消費者金融側が受け取った保険金は計302億円、件数は延べ5万1997件に上った。
借り手の加入者数は延べ1344万人で、無担保無保証の融資に対する加入割合は約95%に上る。
借り手の「命を担保」に保険金を受け取っているとの批判が強い「自殺」に伴う支払額は、「死因不詳」を除けば2番目に多い43億円で、件数は4908件と9・4%を占めた。1件あたりの支払い保険金額は病死・事故は62・3万円だが、自殺は87・1万円と多かった。
(読売新聞) - 10月6日22時21分更新
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