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マツダのワゴン車などのエアバッグが誤作動し、運転中のドライバーら3人が骨折などのけがを負っていたことがわかった。
同社は5日、国土交通省にリコール(回収、無償交換)を届け出たが、最初の誤作動から3年以上経過しており、同省は「迅速に対応していれば被害を少なくできた可能性があった」として、同社に口頭で注意した。
リコールの対象は、「プレマシー」「アテンザ」「イクシオン」で、1999年3月〜2002年7月に製造された計1万2235台。エアバッグの作動を制御する装置に欠陥があり、突然作動する恐れがあるという。
同省によると、03年5月、福岡県内で有料道路を走行中のドライバーが、誤作動で開いたエアバッグであばら骨を折り入院。これを受け、同社は調査を開始したが、リコールなどの措置は取らなかった。
この結果、今年6〜7月、ドライバーがわき腹を打撲したり、助手席の同乗者がひじを骨折したりするなど、全国で計10件の誤作動が起きた。