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「先週末、細野本人から『(JR品川)駅の改札口では無料パスを使った。パスで駅構内に入った。ただ、新幹線の切符は後で自腹で買った』と説明を受けた。どこに(旅行に)行ったかは聞いていない」
驚くべき証言をしたのは細野後援会の事務局長。2日午後と3日午前、夕刊フジの取材に対し、明確にこう答えた。
写真週刊誌「フライデー」によると、細野氏とTBS系の報道番組「筑紫哲也 NEWS23」の新キャスター、山本モナさん(30)=休養中=は先月20日、JR品川駅から下りの新幹線に乗車したという。
関西方面に不倫旅行に出かけたと伝えられるが、この際、JR無料パスを使用した疑惑が取りざたされているのだ。
細野氏は疑惑発覚直後の29日朝、夕刊フジ編集部への電話で、「その部分は、私の政治家としての根幹にかかわる。私は公私を明確に分けている。あの時、無料パスは一切使用していない。(天地)神明に誓ってこれは事実です」と証言した。
ところが、細野氏は後援会幹部である事務局長に対して、「駅の改札口では無料パスを使った」と、明らかに異なる説明をしていたのだ。
国会議員には、公務や地元選挙区との往復のため、国民の税金からJR全線の無料パスが支給されている。一般の定期券ぐらいの大きさで、グリーン車も寝台車も利用できる。
通常、指定席を利用する場合、国会が用意した「国会議員指定席・寝台申込書」に必要事項を記載し、駅のみどりの窓口や国会内のJTBで指定券を発行してもらうが、実は“裏ワザ”があるという。
「一般の定期券と同様、改札口は提示するだけで通過できる。指定席も事前予約しなくても、空席ならば先に席に座って、車掌に無料パスを見せるだけで使える。車掌は議員名をチェックすることもない。プライベートで無料パスを使っても証拠は残らない」(与党中堅議員)
細野氏の証言の食い違いからすると、こうした“裏ワザ”を使った疑いは拭いきれない。そこで夕刊フジは3日夕、国会内で細野氏を直撃した。
−−無料パスに関する説明が食い違う。どういうことか?
「私としては『(新幹線の)乗車には使っていない』という主旨で申し上げた。そうです(=駅の改札口では無料パスを使った)。ご理解いただきたい」
不倫発覚後、わずか109字のコメントをFAXで送りつけるだけで、「これ以上、申し上げることはない」と開き直る人物の口先だけの釈明を、一体、どうすれば理解、信頼できるのか。
きちんとした証拠を示して、有権者に説明責任を果たすべきだろう。
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