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都銀の行員を名乗り、偽造小切手でお米券をだまし取ったとして、警視庁大井署は４日、住所不定、無職佐藤彰晃容疑者（６４）を詐欺、偽造有価証券行使の疑いで逮捕したと発表した。
調べでは、佐藤容疑者は昨年１１月９日、東京都品川区大井の米店で、女性店員（３７）に偽の小切手を手渡し、お米券１６９枚（１０万円相当）をだまし取った疑い。
佐藤容疑者は市販の領収書にワープロなどで金額などを記載し小切手を偽造。同署では、佐藤容疑者が昨年８月から今年９月まで、都内の書店や酒店、旅行会社、郵便局などからも、同様の手口で約２０件計１１００万円分の金券や収入印紙をだまし取っていたとみて追及している。
佐藤容疑者は調べに対し、「（被害者は）小切手を見たことがない人がほとんどで、本物と信じていた」と供述している。