2006年10月03日(火) 09時29分
生活保護詐取「間違いない」 京都地裁 京都市元職員初公判（京都新聞）
生活保護のケースワーカーだった京都市職員が生活保護応急援護金を水増し請求してだまし取るなどした事件で、詐欺と窃盗の罪に問われた元北福祉事務所職員今崎浩文被告(34)＝兵庫県尼崎市＝の初公判が２日、京都地裁（三輪篤志裁判官）であり、今崎被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「消費者金融などへの借金返済のため」と動機を指摘し、上司の印鑑を無断で使って書類を偽造するなどの手口を説明した。
起訴状によると、今崎被告は今年１月下旬、担当していた被保護者への貸付金額を水増し請求して約４０万円をだまし取った、とされる。さらに４月下旬に、事務所内の机の引き出しに保管されていた生活保護応急援護金用の現金約９７万円を盗んだ、とされる。
（京都新聞） - 10月3日9時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000001-kyt-l26