2006年10月02日(月) 20時17分
[ゲーム]リネージュ、ベクターのウイルス感染による注意を呼びかけ(RBB TODAY)
エヌ・シー・ジャパンはMMORPG「リネージュ」のアカウント情報を狙うウイルスに関して注意を呼びかけている。
「ベクター(Vector)」の社内ネットワークがウイルスに感染し、ソフト3,986本がウイルス入りの状態で配布されていたという事件。2006年9月27日(水)1時〜13時30分の時間帯に感染ソフトをダウンロードした人は、システムに「トロイの木馬」型ウイルス「W32/HLLP.Philis.av」の亜種が侵入している可能性がある。
このウイルスは「リネージュ」のアカウントとパスワードを盗み出すというもの。具体的な被害としては「盗まれたパスワードで何者かにアクセスされ、アイテムなどキャラクターの財産が盗み出される」といったケースが想定される。
エヌ・シー・ジャパンでは、ウイルス対策ソフトでウイルスを駆除した後、パスワードを変更することを推奨している。また、「リネージュII」「ギルド ウォーズ」など、エヌ・シー・ジャパン提供のゲームで「リネージュ」と同一のパスワードを使用している場合も変更しておいた方がよいだろう。なお、「リネージュ」をプレイしていない場合、影響はないとされている。
なお、細かい手順に関しては「リネージュ」公式サイトよりリンクが張られているので、そちらを参考にして頂きたい。不正アクセスやアカウントハッキングの被害が増える昨今だが、国内最大手のソフト配布サイトである「ベクター」を巻き込んだ大きな事件ということで、何らかの対策が期待されるところ。オンラインゲームのプレイヤーはこれまで以上にセキュリティに注意した方がよいだろう。
なお、感染ソフトは「ベクター」で確認できる。「縮小専用。」「GOM PLAYER」「動画変換プロ」「ドラッグ&ドロップ画像変換」など動画及び画像系のソフトが多いため、心当たりのある人は必ずチェックしておこう。
(RBB TODAY) - 10月2日20時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000031-rbb-sci