2006年10月01日(日) 11時18分
多重債務者支援基金、設立先送り…消費者金融7社(読売新聞)
消費者金融大手7社は30日、多重債務者支援などに取り組む団体への助成を目的とする基金の設立を、当初予定していた9月末から大幅に先送りする方針を明らかにした。
基金設立を目指しているのは、武富士、アコム、プロミス、アイフル、三洋信販、CFJ、GEコンシューマー・ファイナンスの7社。今年3月に記者会見し、今後5年間で計250億円を拠出し、カウンセラーの育成や金銭教育の推進・向上などに取り組む団体に助成する計画を発表した。
しかし、発表直後にアイフル社員による違法取り立て行為が発覚。これをきっかけに、貸金業への規制強化を巡る議論が急展開したことから準備作業が追いつかず、予定の9月末に間に合わなかった。
(読売新聞) - 10月1日11時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061001-00000003-yom-bus_all