2006年10月01日(日) 11時01分
貸金業規制:例外なき金利引き下げ求めてシンポ 静岡で元多重債務者ら /静岡(毎日新聞)
県弁護士会などで作る県民会議が30日、静岡市駿河区稲川1の県司法書士会館で、元多重債務者などによるシンポジウムを開催。例外なき金利引き下げを求めた。
元多重債務者の女性(48)は「返しても返しても相手は認めてくれない。自分がいなくなるしかないと思った」と話した。借りた金額は360万〜390万。実際に返済した額は1000万円近くになった。
金融庁は貸金業規制法改正案を公表したが、利息制限法の10万円以上50万円未満の金利が年18%から20%に100万円以上500万円未満は15%から18%にかさ上げされるほか、少額短期の貸付には高金利を認めるなど問題点が指摘されている。【山田毅】
10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日11時1分更新
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