2006年09月29日(金) 11時09分
Dell、『PowerEdge』シリーズの中小企業向け製品5機種を発売(japan.internet.com)
Dell (
NASDAQ:DELL ) は27日、中小企業市場のシェア拡大を狙って、『PowerEdge』シリーズのサーバー製品5機種を発表した。同社は、中小企業が規模の大きな企業の動向を追いかける傾向から、サーバー仮想化などもこの範疇に入ると見ている。
Dell の PowerEdge サーバー担当ディレクタ Jay Parker 氏によると、中小企業ユーザーは仮想化技術を使い、複数のアプリケーションを1台のサーバーに集約できるため、経費と設置スペースの節約になるという。
同社が発表し、即日販売を開始した新サーバーは、『PowerEdge 1900』『同 860』『同 840』『同 SC1430』『同 SC440』の5機種だ。いずれのモデルも、
Intel (
NASDAQ:INTC ) のデュアルコア『Xeon』プロセッサを搭載する。
Parker 氏は新サーバーについて、性能/拡張性/消費電力効率が著しく向上したと強調している。
同氏はその一例として、PowerEdge 1900 の性能が、先行モデルの『同 1800』よりも211%向上した点を挙げた。
Parker 氏はまた、「仮想化環境と中小企業向けという適性を両立させたハードウェア能力を持つ」新製品が、今後12か月ないし24か月以内に市場に出回るとの見通しを示した。
さらに同氏は、「当社はいずれ、より中小企業の要望に応える製品を投入する」と付け加えた。
今回の新サーバーについては、
Microsoft (
NASDAQ:MSFT ) の中小企業向け最新サーバー OS『Windows Small Business Server 2003 R2』のインストールオプションも用意している。
新サーバーの最小構成価格は、PowerEdge 1900 が1399ドル、PowerEdge 840 が749ドル、PowerEdge 860 が949ドル、PowerEdge SC1430 が1049ドル、そして PowerEdge SC440 が599ドルとなっている。
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(japan.internet.com) - 9月29日11時9分更新
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