2006年09月29日(金) 18時13分
レノボとIBM、ThinkPad T/X/Rシリーズに採用されたソニー製バッテリー52万個を自主回収(RBB TODAY)
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ThinkPadのソニー製バッテリーにも発火のおそれ 自主回収へ |
米レノボと米IBMは28日(現地時間)、米国消費者製品安全委員会の協力を得て、ソニー製のリチウムイオンバッテリー約52万6,000個の自主回収と無償交換を全世界で行うことを発表した。
今回の自主回収は、レノボならびにIBMのノートPC「ThinkPad」に採用されたソニー製リチウムイオンバッテリの一部に極端なオーバーヒート、および発火の危険性があることを受けたもの。
回収対象となるのは、Tシリーズ(T43、T43p、T60)、Xシリーズ(X60、X60s)、Rシリーズ(R51e、R52、R60、R60e)の3シリーズ計9モデル。
対象となるバッテリーの製造部品番号と保守部品番号は以下のとおり。
製造部品番号(ASM P/N) 保守部品番号(FRU P/N)
92P1072 92P1073
92P1088 92P1089
92P1142 92P1141
92P1170 92P1169もしくは93P5028
92P1174 92P1173もしくは93P5030
さらに、上記の機種のほか、T40番台、R50番台のシリーズでも同型のバッテリーが使用できるため、2005年2月から2006年9月の間に追加バッテリをオーダーしたり、バッテリー交換をしたユーザーも自主回収対象のバッテリーを使用している可能性があるとした。
IBMとレノボは、自主回収の対象バッテリーを利用している場合は、電源が切れた状態でバッテリーを本体から取り外し、ACアダプターと電源ケーブルを利用してノートPCを利用するよう呼びかけている。
(RBB TODAY) - 9月29日18時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000019-rbb-sci