2006年09月29日(金) 03時10分
悪質リフォーム「命の担保」…オリコ受取人に保険契約(読売新聞)
悪質なリフォーム会社と高額な契約をしたお年寄りが、大手信販会社「オリエントコーポレーション(オリコ)」(東京都千代田区)を受取人とする生命保険契約を結ばされていたことが28日、わかった。
このリフォーム会社を巡っては、都内の消費者センターなどに苦情が相次いでいる。中には保険の加入を知らされていない契約者も含まれる。消費者金融が借り手を生命保険に加入させていたことが「命を担保にしている」と問題になったばかりだが、高齢者を狙った悪質商法でも同じ実態が浮かびあがった。
民間の調査機関などによると、このリフォーム会社は、1995年に都内に設立された。
関係者によると、同社の社長らは、2003年ごろから、お年寄りの住む一軒家を訪れて営業を行い、屋根や風呂、外壁、耐震補強などの工事を勧めては、1件あたり約100万円〜300万円の契約を結んだ。支払いは、現金払いか信販会社とのローン契約だった。
(読売新聞) - 9月29日3時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000301-yom-soci