2006年09月28日(木) 22時20分
<テレビ朝日>銀座豪遊、チーフプロデューサーは懲戒解雇(毎日新聞)
東京国税局の税務調査で約1億3000万円の架空外注費を指摘されたテレビ朝日(東京都港区)は28日、君和田正夫社長が記者会見し、「視聴者をはじめ関係者の信頼を裏切ることになりおわび申し上げます」と謝罪した。同社は29日付で不正な経理処理を繰り返していた男性チーフプロデューサー(59)を懲戒解雇し、君和田社長らを減俸処分などにする。
テレビ朝日によると、下請けの制作会社に架空の外注費を支払っていたチーフプロデューサーは、制作会社に大半を負担させてオーストラリアやハワイへの海外旅行に計5回も行っていたほか、東京・銀座の高級クラブで繰り返し接待を受けたり、高級外車の購入代金の千数百万円を借りるなどしていたという。
しかし、テレビ朝日の社内調査では、チーフプロデューサーに現金が直接渡されたことが確認できず、借金も返済されていることなどから、刑事告訴はしないという。【高島博之】
(毎日新聞) - 9月28日22時20分更新
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