2006年09月28日(木) 15時01分
テレ朝、1億3000万円所得隠し=プロデューサーが架空の外注費−懲戒解雇に(時事通信)
テレビ朝日が東京国税局の税務調査を受け、2005年3月期までの3年間に、約1億3000万円の所得隠しを指摘されたことが28日、分かった。7つの番組制作をめぐり、同局の担当チーフプロデューサーが架空の外注費を支払っていたことが判明。経理ミスなども含めた申告漏れ総額は約1億5000万円で、重加算税を含めた追徴税額は約5000万円に上るとみられる。
また、これらの番組に携わった制作会社2社も、架空の制作費を計上していたとして、同国税局から計約3億円の所得隠しを指摘されたことも分かった。大部分がこのプロデューサーらへの接待費に使われたとみられ、同局の制作費が還流していた形だ。
同社は同日記者会見し、29日付でこのプロデューサーを懲戒解雇し、社長と会長を減俸20%(3カ月)とするなどの処分を発表した。
(時事通信) - 9月28日15時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000047-jij-soci