2006年09月28日(木) 01時08分
安倍首相の直接取材「1日1回」を提案…記者会は抗議(読売新聞)
首相官邸は27日午後、報道各社で構成する内閣記者会に対し、安倍首相に対する直接取材について、「原則1日1回、夕方に行う」と提案した。
これは、首相が立ちながら記者の質問に答える「ぶら下がり取材」と呼ばれるもの。だが、記者会側は、小泉前政権時代に首相官邸側と合意した「1日2回」の取材機会を減らすことになるとして「認められない」と抗議した。双方は、引き続き協議する。
広報担当の世耕弘成首相補佐官は、記者会側に対し、〈1〉1日1回とするのは、安倍首相の意向〈2〉質問の自由を制限するものではない——などと説明した。
首相へのぶら下がり取材は、小泉前首相時代に昼と夜の計2回行う方式が定着。しかし、今年7月、昼の取材は一方的に取りやめられた。記者会側はこれに抗議し、昼の取材を復活するよう強く求めていた。
(読売新聞) - 9月28日1時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060927-00000115-yom-pol