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阪神タイガースが逆転優勝しても、阪急百貨店梅田本店(大阪市)での「優勝記念セール」を名乗った売り出しは認めません——。阪神電気鉄道は、10月1日に阪急ホールディングス(HD)と経営統合するが、タイガースブランドへのこだわりは根強いようだ。
球団社長で阪神電鉄常務の牧田俊洋氏が明らかにした。タイガースがセ・リーグ優勝した03年と05年には、阪神百貨店本店(同)のほか、東京の京王百貨店新宿店などもセールを実施した。
だが、阪神は阪神百貨店と競合する大阪市内のほかの百貨店には「優勝記念セール」を名乗ることを認めなかった経緯がある。
牧田氏は「経営統合はしても、方針は変わらない。それぞれのブランドがある」と話した。阪急百貨店の大阪市外の店舗は「個別に対応する」と含みを残した。
阪神百貨店と道路を挟んで向かい合う阪急百貨店は、03年と05年のタイガース優勝時に「オーサカバンザイセール」と銘打った売り出しを行ったが、今年の対応は未定という。