2006年09月26日(火) 00時00分

ヤマト「国際宅急便」１０月開始…ＥＭＳに対抗（ZAKZAK）

　ヤマト運輸は２６日までに、書類など小口貨物を約２３０カ国・地域に輸送する新サービス「国際宅急便」を１０月１日に開始すると発表した。日本郵政公社の国際スピード郵便（ＥＭＳ）などに対抗するサービスで、価格も同程度に抑えた。ヤマトは年間３３００万個と推定される市場で、２０１０年度にシェア１０％の獲得を目指す。

　同社は国際小口輸送サービスとして、米ユナイテッド・パーセル・サービス（ＵＰＳ）と提携し「ＵＰＳ宅急便」を展開してきたが、今後自社企画の国際宅急便に切り替える。

　価格は、重さと大きさ、地域で異なるが、ＵＰＳ宅急便より４−６割安く、ＥＭＳとほぼ同水準。

　例えば、重さ１キロの書類を上海に発送する場合、ＵＰＳ宅急便だと４０００円だが、新サービスなら１６００円。荷物は預かってから最短３日で届くという。

ZAKZAK 2006/09/26

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092642.html