2006年09月26日(火) 22時13分
死刑「慎重に考え、厳正に執行」…長勢法相(読売新聞)
法相に就任した長勢甚遠さんは26日の会見で、死刑問題について「大変重大な刑罰で、慎重に考えなければならない問題だが、確定した裁判を厳正に執行することも大切なことだ」と述べ、法の規定に沿って判断するとの考えを示した。
杉浦前法相は、昨年10月の就任会見で死刑執行命令書に署名しない考えを明らかにし、その直後に発言を撤回していた。ところが、今月、法務省事務当局から、執行対象となる死刑囚の記録を渡され、命令書への署名を求められたものの、これを拒んでいたことが判明。結局、約11か月間の在任期間中、死刑は執行されなかった。
(読売新聞) - 9月26日22時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000214-yom-soci