2006年09月25日(月) 00時00分

くまぇり、母校放火は「学校でいじめられた腹いせ」（ZAKZAK）

　タレント、熊田曜子さんの「日本一のソックリさん」を名乗り、長野県諏訪市周辺で連続放火した「くまぇり」こと、平田恵里香被告（２０）の初公判が２５日午前、長野地裁松本支部で開かれた。平田被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。

　午前９時５０分ごろ、裁判所に到着したくまぇりは頭から上着をかぶったままの姿。法廷では白のジャージ上下で、髪は茶髪のロングヘアー。下を向き、うつむきながら、何度も涙をぬぐう仕草をみせた。

　裁判長から職業を聞かれると「飲食店手伝いです」と答えた。そして起訴事実が検察側から読み上げられると、「間違いありません」と全面的に認めた。

　冒頭陳述によると、くまぇりは「諏訪を新宿みたくにぎやかにしたい。騒ぎを起こしたい」と画策。今年５月２６日、下諏訪町の自動車販売会社の車に放火した。母校の中学校の体育館に放火した動機については「学校でいじめられた腹いせに火を付けようと思った」と供述したという。

　くまぇりは自宅の居酒屋を手伝う傍ら、アイドルデビューを目指し、ブログを乱立。そして水着姿の写真を公開し、ネットアイドルを気取っていた。

　放火直後の写真を自身のブログで紹介し、近所の資材小屋で撮影した写真は地元紙に投稿するなどしていた。

ZAKZAK 2006/09/25

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092501.html