2006年09月24日(日) 08時02分
優作強風に泣いた、4位から27位へ…アコム男子ゴルフ第3日(スポーツ報知)
◆男子プロゴルフツアー アコムインターナショナル第3日(23日、茨城・石岡GC) 台風を歓迎していた宮里優作(26)=富士フイルム=が、風に負けた。4位で出た宮里は時折10メートル以上の風が吹く中、2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの6オーバー77と苦戦。通算1アンダー27位まで順位を落とした。小山内護(36)=フリー=は74でスコアを3つ落としたが、通算11アンダーで首位をキープ。9アンダーの2位にはタイ出身のプラヤド・マークセン(40)=キャロウェイゴルフ=、小田龍一(29)=Misumi=がつけた。
右に池が広がる4番パー3。宮里の1打目は「完全なミスショット。シャンクぎみ」で池へ。このホールをダブルボギーとすると、その後5ボギー。「読んでいるときと、構えたときと風が違った。突風も吹いたし、難しかった」。風であっさりと崩れた。
「台風14号の影響で気圧の差ができ、強風になりました」と、茨城・水戸地方気象台。平均風速は5メートルだが、最大瞬間風速は水戸では正午現在13・1メートルを観測した。
2日目終了時点で沖縄生まれの宮里は、台風を歓迎していた。「沖縄は30メートルの風が吹く。子供のころは、台風が来ると喜んで外で遊んだ」という“風好き”も、力を出せず。首位の小山内は「1回、風を読み違えると、次打つときに、合ってるかなとか、不安になる。優作もそれにはまったんだ」と説明した。
妹の藍との兄妹同時優勝の期待もあったが、「キャディーと、オレがこの展開だと、藍ちゃんはぶっちぎってるなと、話してたんです」と苦笑い。「最終日は風吹かないですよね」。宮里は1日で“風嫌い”に変わった。
(スポーツ報知) - 9月24日8時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000096-sph-spo