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10月15日に定年退官する町田顕・最高裁長官(69)の後任として、政府は堀籠幸男・最高裁判事(66)の就任を内定した。堀籠氏は第16代長官となる。近く開かれる閣議で正式決定した後、天皇が任命する。三権の長の一角を占める最高裁長官の交代は平成14年11月以来、ほぼ4年ぶり。
長官人事については、裁判官出身者に絞って人選が進められてきた。堀籠氏は昭和39年に司法試験合格。内閣法制局での勤務経験があるほか、最高裁では人事局長や事務総長などを歴任し、司法行政に精通している。
平成21年5月までに、一般市民が刑事裁判の審理に参加する「裁判員制度」がスタートするなど、司法制度改革はこれから大事な時期を迎える中、強力な指導力を発揮するためには司法行政に精通した堀籠氏が適任と判断された。
堀籠氏の任期は、定年の70歳となる22年6月までとなる。
(09/23 20:20)