2006年09月22日(金) 00時00分

村上Ｆ手じまい鮮明に…５社の持ち株比率引き下げ（ZAKZAK）

　村上ファンドが投資先のサークルＫサンクス、ＧＭＯインターネット、住友倉庫など５社の株式の保有比率を大幅に引き下げたことが、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。

　村上世彰前代表が証券取引法違反容疑で逮捕されたのを契機に同ファンドは保有株の売却を進めており、その一環とみられる。

　保有比率を引き下げたのはこのほか、ホシデン、松坂屋ホールディングスの株式。同ファンド関係者は「関連ファンドとの投資一任契約の終了に伴うもの」と説明している。

　報告書によると、保有比率はサークルＫが２．１８％（従来５．０７％）、ＧＭＯが１．２６％（同６．４５％）、住友倉庫が８．１７％（同１６．４２％）、ホシデンが３．７３％（同８．１０％）、松坂屋が３．６６％（同７．０５％）にそれぞれ低下した。

ZAKZAK 2006/09/22

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006092267.html