2006年09月22日(金) 11時48分
<中国>化粧品SK—2から禁止物質を検出 返金の客殺到(毎日新聞)
【上海・大谷麻由美】中国広東省の検疫部門が、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)傘下のマックスファクター(神戸市)が製造した高級化粧品「SK—2」シリーズの一部製品から、中国で使用が禁止されている物質が検出されたと発表し、波紋が広がっている。P&Gの中国法人は製品に問題はないと説明しているが、消費者の心情に配慮し、一部製品について販売を停止、返金に応じている。
SK—2は、中国でも人気が高く、日本から輸入されている。広東省当局は14日、中国で使用が禁止されているネオジムとクロムが検出されたと発表。これが地元メディアで大きく報じられ、上海のデパートには返金を求める客が殺到した。
P&G広報担当者は、「検出された両物質は、SK—2の原材料として配合されていない」と説明しているが、天然の原料から微量に検出される両物質が製造過程で入る可能性はあるという。
(毎日新聞) - 9月22日11時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000028-mai-int