2006年09月20日(水) 08時00分
東芝 PC電池を無償交換 ソニー製、国内4万5000台対象(産経新聞)
東芝は19日、同社製ノートパソコン「ダイナブック」と「サテライト」の一部機種で、搭載された電池が充電や放電ができなくなる可能性があるとして、電池パックを無償交換すると発表した。対象機種は世界で34万台、うち国内で4万5000台出荷されている。
電池パックはソニー製で、パソコンの電源が突然切れ、保存されていない作業中のデータが失われる可能性がある。発火や発煙など安全上の問題はないという。ソニーは電池ケースに入っている絶縁紙の供給メーカーが紙質を無断で変更、ソニーも気付かなかったことが原因と説明している。
ソニー製電池をめぐっては、米パソコン大手のデルやアップルコンピュータが発火の恐れがあるとして自主回収に乗り出したが、東芝は「今回の問題とは関係ない」としている。
電池無償交換の対象となるのは平成18年3月から5月にかけて製造されたダイナブックの「AX/8」「CX/8」「TX/8」「VX/7」の4機種と、サテライトの「CW1」「AW4」「AW5」「A100」の4機種の計8機種。部品交換の窓口はフリーダイアル0120・366554。
(産経新聞) - 9月20日8時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000005-san-bus_all