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独自に考案したがん療法の告知義務を怠り、患者から診療費など約80万円をだまし取ったとして、警視庁武蔵野署は20日、詐欺容疑で元近畿大教授で「オリエント三鷹クリニック」(東京都武蔵野市)の八木田旭邦院長(62)を東京地検八王子支部に書類送検した。
調べでは、八木田院長は「新免疫療法」と称するがん治療法を独自に考案。一般治療よりも効果が低い可能性があったにもかかわらず、平成11年11月から14年12月にかけ、乳がんの女性患者に対し、告知義務を怠ったまま独自療法で診療するなどして約80万円をだまし取った疑い。
女性は乳がんが悪化し、16年4月に49歳で死亡。女性の遺族が昨年11月に同署に告訴して事件が発覚した。
八木田院長は治療については認めたが、容疑の一部を否認しているという。
(09/20 18:06)