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石油元売り大手の昭和シェル石油(東京都)は20日、津市戸木町のガソリンスタンド「久居インター西店」で、約10年間にわたり、ハイオクガソリンを販売する際、一部でレギュラーガソリンを給油する間違いがあったと発表した。
同社によると、1996年12月に同店を改装した際、3台ある計量機のうちの1台で、施工業者がハイオク用のノズルの配管をレギュラーのタンクに間違えて接続したのが原因という。
先月27日、同店で給油した客から「エンジンの調子が悪い」との申し出があり、接続ミスが発覚。調べたところ、1日あたり約50リットル、総量で計約166キロ・リットルを誤って給油していたことが分かった。
同社によると、ハイオク仕様車にレギュラーを給油した場合、本来のパワーが出なかったり、燃費が低下したりするという。同社は同様のミスがないか、全国1075か所の給油所に点検を指示した。20日から12月20日まで専用窓口(0120・400・746)で相談を受け付け、給油ミスが確認できた客には差額分の払い戻しに応じる。