2006年09月19日(火) 07時02分
「吉牛」復活の味 心待ち、ファン行列(河北新報)
牛丼大手の吉野家は18日、「牛丼復活祭」と銘打ち、一日限定で米国産牛肉を使った牛丼を全国で販売した。2004年2月の一日限定復活以来2年7カ月ぶり。仙台市内でも心待ちにしていたファンが各店に行列をつくった。「米国産にやや不安が残る」との声が一部であったものの、多くの市民は「やっぱりおいしい。早く完全復活を」と、懐かしい味に舌鼓を打った。
仙台市青葉区の仙台青葉通店では、雨模様にもかかわらず午前11時の販売開始前から行列ができた。同店は「通行人や隣接店に迷惑をかけないように」と、10分間早く販売を開始。店内は学生や家族連れなどでごった返した。
一番乗りした仙台市若林区の前田篤さん(94)は「久しぶりの味に満足。一日も早く完全復活してほしい」と、年齢を感じさせない元気な食べっぷり。太白区の主婦菊池和子さん(62)は「米国産ということで多少不安も」と、言いながらも弁当を4箱買い込んだ。
青葉通店は当初1300食を用意して対応したが、客足が途絶えず、急きょ200食を追加。それでも午後5時前には売り切れになった。食べられず、がっかりして立ち去る人の姿も見られた。
(河北新報) - 9月19日7時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000010-khk-toh