2006年09月19日(火) 14時42分
東芝「dynabook」のソニー製電池に不具合 34万個を無償交換(ITmediaニュース)
東芝は9月19日、ノートPC「dynabook」シリーズのバッテリーパックの一部に、ごくまれに充放電できなくなる不具合が見つかったため、無償交換すると発表した。対象は世界で34万個(うち国内4万5000個)。バッテリーセルはソニー製だが、東芝は「デルなどでリコールがあった電池とは異なる型で、発煙・発火などの危険性はない」としている。
対象は、今年3月から5月に製造されたdynabookシリーズの「AX/8」「CX/8」「TX/8」「VX/780LS」と、企業用「dynabook Satellite」シリーズの「CW1」「AW4」「AW5」「A100」の一部で、製造番号の一番左の数字が3か4か5で始まるもの。
バッテリーパックだけ交換する。対象機器の見分け方はWebサイトに詳述した。問い合わせ先電話番号は0120-366-554。
ソニーは今回の不具合の原因について「他社から調達している絶縁紙の成分が、当社に連絡なく変更されていたため。製造上の問題ではない」と強調。同型のバッテリーセルは他社にも供給しており、他社機器でも同様な不具合がないか確認中だが「バッテリーパックの構造上、不具合が起きる可能性は低いだろう」としている。
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(ITmediaニュース) - 9月19日14時42分更新
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