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ハンセン病の元患者が入所する国立療養所「大島青松園」(高松市庵治町、長尾栄治園長)の介護長(50)が入所者の貯金約30円を勝手に引き出し、着服していたことが18日、分かった。同園は近く介護長を懲戒処分する。
同園によると、介護長は7月31日、入所者の貯金通帳と印鑑を無断で持ち出し、園内にある郵便局で31万円を引き出した。
通帳と印鑑は担当の職員が管理しているが、介護長は入所者から引き出しを頼まれたように装っていた。
介護長は着服を認め「交通事故を起こして示談金を要求され、気が動転していた」と話しているといい、入所者に謝罪して全額を返済しているため、同園は刑事告発はしないという。
同園は「引き出しの担当者を決めるなどして再発防止に努めたい」としている。
(09/18 13:28)