2006年09月17日(日) 19時13分
岐阜裏金、梶原前知事が退職職員の返還とりまとめ(読売新聞)
岐阜県庁の裏金問題で、県が設置した弁護士による検討委員会が退職職員に約8億6700万円の返還を求めていることについて、梶原拓前知事が退職者のまとめ役となって返還に取り組むことを古田肇知事に文書で伝えたことが17日、わかった。
裏金の返還総額は利子を含めて約19億2000万円。このうち職員組合や個人で保管していた分を除く約14億4520万円について、検討委は、幹部退職者が6割、現役幹部が4割の割合で返還するよう求めている。
梶原氏は、検討委の指摘通りに、裏金が職員組合に移された1998年当時の県幹部8人で責任を分担し、返還に向けた態勢づくりをしていくことを伝えた。梶原氏がまとめ役となり、補佐役を副知事だった森元恒雄参院議員が、県との連絡窓口役は、元出納長の藤田幸也氏が務めるという。
(読売新聞) - 9月17日19時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000212-yom-soci