2006年09月17日(日) 12時01分
県民防犯の日:寸劇で手口を解説 お年寄りに「講座」−−前橋 /群馬(毎日新聞)
「県民防犯の日」の16日、県警は県内各地で、市町村や各防犯協会と連携した街頭キャンペーンや防犯パトロールなどを実施した。前橋市日吉町2の前橋福祉総合会館では、前橋署が市消費生活センターと協力、高齢者を対象にした悪徳商法などの「防止講座」を開催。老人ホーム入所者ら約50人が参加した。
講座は敬老の日(18日)を前に、高齢者が狙われやすい悪質な訪問販売や先物取引の勧誘の手口に理解を深めてもらい、被害を防ぐことが目的。同センターの職員が悪質業者などにふんし、「床下をリフォームした方がいい」などと言葉巧みに契約を迫る様子を熱演した。
寸劇のほか、消費生活相談員が振り込め詐欺の手口やクーリングオフの期間などを分かりやすく解説。参加した高齢者は熱心に聴き入っていた。【伊澤拓也】
9月17日朝刊
(毎日新聞) - 9月17日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000104-mailo-l10