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突風にあおられて脱線、横転した特急「にちりん9号」=17日午後3時7分、宮崎県延岡市別府町で
突風で飛散した木材を片づける人たち=17日午後4時21分、宮崎県日向市幸脇で
台風13号の影響で欠航が相次いだ福岡空港は、航空会社のカウンター前に長い列ができていた=17日午後3時20分
JR長崎駅に通じる歩道橋では猛烈な風が吹き込み、買い物客らがこわごわ歩いていた=17日午後3時52分、長崎市大黒町で
「車両の窓ガラスに屋根瓦や木が飛んできた。その後、列車がレールの外側にゆっくりと倒れ込んだ」。横倒しでほとんどの窓が割れた「特急にちりん」の乗客、宮崎県延岡市の秦純一さん(51)は、転覆した2両目にいた。
底部の車輪が風雨にさらされた現場。材木が散乱し、民家の窓ガラスの多くも割れた。屋根瓦も飛ばされ、電柱は根元からなぎ倒された。現場近くに住む森山弘司さん(70)は「急に空が真っ暗になったと思ったらウオーという音と地響きがした」。
新幹線と在来線の運転見合わせが相次いだJR博多駅では、ホテル探しをする姿があちこちで見られた。福岡・天神では百貨店が閉店時間を繰り上げ、人影はまばら。ヤフードームで予定されていたソフトバンク—楽天戦も中止された。
「消防団員やけぇ、いかにゃいけん。うちのことは後でやるけぇ」。広島市安佐北区で川に流されて亡くなった酪農業、毛利和範さん(50)は16日夜、家族にこう言い残して出かけたという。
安佐北区の雨は同日夜、1時間に40ミリを超えた。安佐北消防団などによると、毛利さんは自宅を出たあと土嚢(どのう)を車に積み、地区を流れる小河内川沿いの民家に向かう途中、車ごと濁流にのみ込まれたとみられている。付近の住民らによると、毛利さんは地域活動のリーダー役を務め、世話好きで責任感の強い人だったという。
http://www.asahi.com/national/update/0917/TKY200609170222.html