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東京スター銀は2004年5月に無料ATMを開始し、今年7月からは「サークルKサンクス」が展開する関東圏のコンビニエンスストアにも無料ATMを導入しており、8月末で計約1120台が稼働している。
通常、他行のキャッシュカードでATMを利用すると、利用者とカード発行元の銀行からそれぞれ105円ずつ、計210円がATMの設置銀行に支払われ、維持管理費用などに充てられる。
東京スター銀は、無料ATMとして他行のカードの利用者の手数料を免除したため、収入はカード発行元の銀行からの分だけの半額となるが、無料にひかれて利用が増えれば、他行からの収入がそれだけ期待できる。
しかし、業界内からは「平等にコストを負担し合う相互利用の考えに反する」(大手行)などと批判が高まり、三菱東京UFJ銀以外にも契約解除の検討が広がったため、東京スター銀は顧客への周知期間を設けた後、有料化する方針を固めた。
◇大垣共立銀は対応を検討
サークルKサンクスの無料ATM「ゼロバンク」は、愛知、岐阜の両県で大垣共立銀行が、三重県では三重銀行がそれぞれサービスを提供している。大垣共立銀行は、銀行間手数料の引き下げなど契約の見直しを複数行から求められており、対応を検討中。三重銀行は「契約見直しなど具体的な申し入れはない」としている。
http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20060917/mng_____kei_____001.shtml