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【ワシントン=渡辺浩生】立ち乗り電動2輪車「セグウェイ」を製造・販売する米セグウェイ社(ニューハンプシャー州)は14日、突然車輪が逆回転する可能性があるとして過去に販売した全2万3500台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。ブッシュ米大統領が昨年11月に訪日した際、小泉首相に贈呈し話題となった。
「セグウェイ」は車体を傾けることで速度を調節する(上限時速20キロ)が、この制御装置作動後すぐに乗ると突然車輪が逆転し、乗り手が落ちる危険がある。米消費者製品安全委員会によると、正常に作動せず頭や手首をけがしたケースが6件報告された。
セグウェイ社は内蔵ソフトウエアを無料で交換、車体は交換する必要はないとしている。
「セグウェイ」は米国の発明家ディーン・ケーメン氏が発明し、2002年に発売開始した。日本では公道での使用は道交法で禁止されている。小泉首相はブッシュ大統領に贈られた「セグウェイ」を公邸から官邸への出勤に乗ったことがあった。
(09/15 08:01)