2006年09月14日(木) 17時01分
大分地裁:第1号法廷が完成 裁判員制度に向け改修 /大分(毎日新聞)
3年後に始まる裁判員制度に向け改修していた大分地裁(大分市荷揚町)の第1号法廷がこのほど完成し、報道陣に公開された。
裁判官3人が座る従来の法壇は直線型だったが、裁判員6人と裁判官3人が座る法壇にはアーチ型の法卓(幅7・2メートル、奥行き60センチ)に9脚の椅子が並べられている。後部には、裁判員が何らかの事情で評議に参加できなくなった場合、裁判員となる補充員の席6人分も用意した。
また、裁判官と裁判員が評議する評議室から法壇までにはスロープを設置し、車椅子を利用する裁判員の移動もスムーズに出来るようにした。
同法廷では今後、通常の刑事裁判や民事裁判が開かれる他、裁判員裁判の模擬裁判などが実施される。大分地裁は来月4日午後1時半から、第1号法廷の見学会を開く予定。【金秀蓮】
9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日17時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000250-mailo-l44