2006年09月14日(木) 15時47分
ミクシィは315万円買い気配で終了、上場初日は寄り付かず(ロイター)
[東京 14日 ロイター] 東証マザーズに新規上場したミクシィ<2121.T>の初値形成は持ち越しとなった。前評判通りの人気となり、大量の買いを集めて気配値を切り上げたが、結局寄り付かず公開価格155万円に対して2.3倍の315万円買い気配で終了。大引け段階の注文状況は、売りが3505株、買いが8616株で、差し引きで5111株の買い超過となった。
市場では「相場的には寄ってから、人気を持続できるかどうかが重要。それによって、低迷する新興株式市場の救世主になるかどうかが決まる」(準大手証券テクニカルアナリスト)との声が出ていた。
なお、東証は14日、ミクシィ株式について、初値決定日まで売買代金の即日徴収、自己買い付けの禁止、成り行き買い呼び値の禁止──のいわゆる「三禁規制」を実施すると発表した。
気配運用については、前日最終気配値段の2倍をメドとし、初値決定後はその初値を基準値として呼値の値幅制限を適用するという。
(ロイター) - 9月14日15時47分更新
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