植草教授、今度は痴漢警視庁逮捕　「酒飲み覚えてない」（中日新聞）

2006年09月14日(木) 00時00分

　電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、警視庁蒲田署は１３日、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、東京都港区白金台３、名古屋商科大大学院客員教授植草一秀容疑者（４５）を逮捕した。調べに対し「覚えていない」と否認しているという。

　調べでは、植草容疑者は１３日午後１０時ごろ、京浜急行の品川−京急蒲田間の車内で、女子高生（１７）のスカートの中に手を入れるなどして、尻を触った疑い。女子高生と乗客の男性に取り押さえられ、京急蒲田駅で署員に引き渡された。同容疑者は当時、酒を飲んでいた。

　植草容疑者は２００４年４月、ＪＲ品川駅で女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとして同条例違反の現行犯で逮捕され、罰金５０万円、手鏡没収の判決が確定。

　植草容疑者は今年４月から、名古屋商科大大学院客員教授に就任し、隔週１回で「国家の経済戦略」の講義や、社会人向けの集中講義を担当。同大学院事務局は「本人とは連絡が取れておらず、事実関係の把握に努めている。現在は夏休み中で、後期の講義に関しては今後、学内で対応について検討する」と話す。

　植草容疑者は名商大教授就任が決まった１月、本紙に「学生のために貢献したい」としていたが、スカートの中をのぞいたとの事件には「潔白だ」と話していた。

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