2006年09月14日(木) 11時02分
個人情報:生徒の成績入ったパソコン盗まれる−−大垣養老高 /岐阜(毎日新聞)
◇自宅に持ち帰った大垣養老高校教諭
県教委は13日、養老町の大垣養老高校(石井郁夫校長)の男性教諭(41)が岐阜市洞の自宅庭で車上荒らしに遭い、自家用車から生徒の個人情報が入ったノートパソコンなどを盗まれたと発表した。生徒の個人情報は自宅に持ち帰らないことが原則だが、持ち出した教諭の盗難被害により生徒の個人情報などが流出するのは今年3件目。県教委は「処分を厳しくすることも視野に入れて再発防止の指導を徹底する」としている。
県教委によると、盗まれたパソコンには、この教諭が担任を務める2年のクラスの生徒36人分の名簿や中間考査の成績、顧問を務める部活の生徒41人分の名簿が入っていた。名簿には、住所と電話番号、部活で受け持っている生徒の保護者氏名もあった。
教諭は12日午後7時半ごろ、自宅で作業するつもりでパソコンを持ち帰ったが、車の中に財布や免許証と一緒に置き忘れたという。13日午前7時ごろ、出勤しようと外に出て、車の窓ガラスが割られていることに気づき、岐阜北署へ被害届を提出した。周辺では12日夜から13日朝にかけて同様の車上荒らしが3件あり、同署は窃盗容疑で捜査している。【中村かさね】
9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日11時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000050-mailo-l21