2006年09月14日(木) 09時48分
DJ-グーグル、「グーグルアース」に新たな映像機能(ダウ・ジョーンズ)
サンフランシスコ(ダウ・ジョーンズ)米インターネット検索大手グーグル(Nasdaq:GOOG)は13日、人気の3次元地図ソフト「グーグルアース」に新たな映像機能を付け加え、世界のあらゆる場所の情報量を増やしたと発表した。
この新機能は、グーグルアースをインストールしたすべてのコンピューターで利用できる。
同社によると、グーグルアースのサービスを昨年開始して以来、ダウンロード件数は1億件を超え、検索エンジンのほかでは同社にとって最も成功した製品の1つとなった。
このソフトは、マイクロソフト(Nasdaq:MSFT)の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」、アップルコンピュータ(Nasdaq:AAPL)の「Mac」、無償OS「リナックス」で動作するコンピューターへのダウンロードは無料だが、プレミアム版は有料。
今回グーグルアースに付加された機能は、「フィーチャード・コンテント」のチェックボックスをクリックすると、都市や観光地の動画がオンラインで再生されるというもの。こうした画像は、ディスカバリー・ネットワークスや新興企業のターンヒア(本社:カリフォルニア州エメリービル)が提供している。
連邦政府も58カ所の国立公園の詳細な情報を提供しているほか、国際連合(UN)は、アマゾンやアフリカを含む世界100カ所の環境破壊が進む様子を示す連続画像を提供している。
グーグルアースは3カ月前、表示できる衛星画像の対象地域を4倍に拡大し、世界人口の約3分の1が自宅やその周辺の画像を見ることができるようになっていた。
新サービスは、グーグルの地図サイトでは利用できない。
(ダウ・ジョーンズ) - 9月14日9時48分更新
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