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2006年09月14日(木) 00時00分

卓上ホルダは買っておきたいオプション品朝日新聞

G’zOne W42CAの卓上ホルダは、フィンの付いた空冷エンジンをイメージしたデザインを採用。パッケージに同梱されている。

飲み物の入ったグラスをイメージしたN702iSには、側面のスイッチで青くイルミネーションが光る卓上ホルダが用意される。

 ケータイを購入すると、端末本体以外に取扱説明書など、いくつかの付属品が付いてきます。しかし、数年前に比べると、付属するものが減ったような気もします。今回はケータイを載せておくときに使う「卓上ホルダ」に注目してみましょう。

 みなさんはケータイを充電するとき、どのように充電しているでしょうか。ACアダプタを直接、外部接続端子につないでいますか? それともACアダプタが接続された卓上ホルダに載せていますか? どちらも同じように充電ができますが、ケータイを壊さないように使いたいのなら、卓上ホルダの利用がおすすめなのです。

 従来のケータイは購入時の標準セットに、取扱説明書や電池パック、ACアダプタ、卓上ホルダ、ストラップ、落下防止クリップなどが付属していました。しかし、最近ではコスト削減のため、標準の付属品が少しずつ減ってきています。特に、ACアダプタは一部の機種で共通化されたため、NTTドコモやauのケータイには付属しません。卓上ホルダもACアダプタをケータイに直接、つないで充電できるため、NTTドコモでは標準セットから外し、オプション品扱いになってしまいました。ボーダフォンも最近の機種は標準で付属せず、オプション品として、追加購入する必要があります。逆に、auは卓上ホルダがパッケージに同梱されていて、なかにはデザインや機能が凝っていたり、パソコンとUSBケーブルで接続するクレードル機能を持つ卓上ホルダが付属する機種もあります。

 ACアダプタを直接、ケータイにつないで充電できるのなら、卓上ホルダは不要と考えてしまうでしょう。しかし、直接、つなぐということは、その都度、ケータイの外部接続端子のキャップを開閉し、コネクタも抜き差しすることになります。その結果、キャップや外部接続端子を傷めてしまう可能性があります。正しくコネクタを挿していれば、問題ありませんが、まれに接続時にホコリや小さいゴミを挟んでしまうことも考えられます。たとえば、防水機能を持ったケータイではキャップ部分に防水パッキンが装備されていますが、こうした機種でパッキンを傷つけてしまうと、肝心の防水機能が効果を発揮しなくなるかもしれません。

 また、ACアダプタを直接、ケータイにつないで充電しているとき、何かの拍子にケーブルに足を引っかけて、ACアダプタを引き抜いてしまうという話をよく耳にします。こうしたトラブルで外部接続端子のコネクタを破損してしまうと、充電ができなくなるばかりか、最悪の場合、ケータイを修理しなければならなくなります。外部接続端子にACアダプタをつなぐことが悪いわけではありませんが、無用なトラブルを避けるためにも自宅などでは卓上ホルダに載せて充電した方が安全というわけです。

 卓上ホルダはわずか1000円前後の安いオプション品のひとつです。壊れて、修理に出すことを考えれば、安い買い物でしょう。もし、卓上ホルダを使っていないようなら、一度、自分のケータイにはどんな卓上ホルダが用意されているのかを各事業者の系列店などで、チェックしてみてはどうでしょうか。意外にカッコいいデザインかもしれません。

http://www.asahi.com/digital/column01/TKY200609130294.html