2006年09月13日(水) 16時01分
貸金業規制法改正案:利上げ反対の声明文、金融庁へ送付−−徳島弁護士会 /徳島(毎日新聞)
金融庁が自民党に示した貸金業規制法改正案を巡り、多重債務者救済などの観点から批判が上がっている問題で、徳島弁護士会(田中浩三会長)は8日、利上げに反対する声明文を同庁へ送った。
同弁護士会の消費者問題対策委員長を務める篠原健弁護士らが徳島市内で記者会見して明らかにした。声明では「高金利の引き下げを求める徳島県民をはじめとする国民の声に逆行するもので、遺憾である」として改正案の見直しを求めている。
篠原弁護士は「今回の改正案は、深刻な多重債務問題の解決とはかけ離れたもの。規制強化に逆行するもので、現在県内で約1万人いると言われる多重債務者問題の解決を遅らせる」と指摘した。【向畑泰司】
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日16時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000160-mailo-l36