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宮城県内約5万2000人(40〜79歳)の健康調査のデータ(94年)を利用。がんや心臓病、脳卒中でない4万530人を追跡し、全体的な死亡率(95〜05年)と病気ごとの死亡率(95〜01年)について、緑茶を飲む量と関係があるかどうかを統計的に分析した。
1日に5杯以上の緑茶を飲む人の死亡率は、1杯未満の人に比べて16%(男12%、女23%)ほど低かった。特に脳卒中では、緑茶好きの人の死亡率が37%(男35%、女42%)も低かった。がんでは、目立った差は確認できなかった。
緑茶の病気予防効果の有無については見方がわかれている。死亡率との関係を裏付ける大規模な調査は珍しい。
栗山助教授は「緑茶が血圧やコレステロールを抑えて血管系の病気を防いでいるのだろう」と話している。