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「KDDI」(東京都千代田区)のインターネット接続サービス「DION」の顧客情報流出を巡る恐喝未遂事件で、警視庁捜査1課は13日、顧客情報のデータベースを複写して外部に渡したとして、同社から業務委託を受けていたシステム開発会社の元社員の男(33)(千葉県松戸市)と、知人の無職の男(32)(葛飾区)の2人を著作権法違反の疑いで書類送検した。
同課によると、顧客情報の流出事件に同法を適用したのは全国で初めて。
調べによると、元社員は2003年12月、KDDIの社内で、DIONの顧客情報のデータベースを作成中、私物のパソコンに複写して自宅に持ち帰り、CD—Rに記録して無職の男に渡した疑い。