2006年09月13日(水) 20時40分
「デブ」発言で侮辱罪、最高裁が大月市議の上告棄却(読売新聞)
スナックで女性客を「デブ」などとけなしたとして侮辱罪に問われた山梨県大月市の市議小俣武被告(55)について、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は小俣被告側の上告を棄却する決定をした。
決定は11日付。小俣被告を拘留29日とした1、2審の有罪判決が確定する。
判決によると、小俣被告は2004年9月、知人男性(同罪で科料7000円の有罪確定)と訪れた同市内のスナックで、客として居合わせた初対面の20歳代の女性に、繰り返し「デブ」「そんなに太ってどうする」などと侮辱した。
小俣被告は無罪を主張したが、1審・都留簡裁は今年1月、「人格を無視した卑劣極まりない言動」として求刑通り拘留29日を言い渡し、2審・東京高裁も被告の控訴を棄却した。
(読売新聞) - 9月13日20時40分更新
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