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同グループによる振り込め詐欺の被害は、県内や神奈川など四県で二十数件、被害総額は約四千万円に上るとみられる。同課などは大倉容疑者がグループの主犯格とみて、余罪や他の共犯などを捜査している。
逮捕されたのは大倉容疑者のほか、同区千歳台二、会社員山中崇史(21)、同区上祖師谷五、飲食店店員関根佳祐(20)、犯行当時は少年だった同区のアルバイトの男(20)と同区の無職の少年(19)の五容疑者。大倉容疑者らは「遊ぶ金や生活費が欲しかった」などと容疑を認めているという。
調べでは、大倉容疑者らは昨年九月十六日、女性宅に携帯電話をかけ、女性の太田市に住む二男(41)や警察官、弁護士を装い、「二男がほかの女性にわいせつ行為をした。新聞に載らないようにお金で解決したい」などと偽って、女性に二回にわたり、現金三百万円を指定した金融機関の口座に振り込ませて、だまし取った疑い。
大倉容疑者らは都内のホテルなどを転々としながら詐欺を繰り返した。使用された口座は同グループの男性(27)=詐欺罪などで懲役三年執行猶予五年が確定、釈放済み=が開設し、プリペイド式の携帯電話を使用していた。同グループによる振り込め詐欺事件の逮捕は今回で九人となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060913/lcl_____gnm_____002.shtml