2006年09月12日(火) 08時02分
岐阜県前知事のホテル代に裏金 検討委、関係者証言明かす(産経新聞)
岐阜県庁の裏金問題で、弁護士による検討委員会は11日、梶原拓前知事の東京出張の際、ホテル代の一部に裏金が充てられていたとする複数の県関係者の証言を明らかにした。
梶原氏はこれまで、「自分のクレジットカードで支払った」などと否定しているが、検討委の幅隆彦委員長は「梶原氏が報告書に不満があるような発言をされたので、認識を改めてもらおうと詳しい情報を開示した」と話している。
検討委などによると、平成8年度の途中まで、梶原氏と同じホテルに泊まった秘書が宿泊費の請求書にサインし、県の東京事務所が支払っていた。同事務所は、梶原氏と秘書の2人分の宿泊費と日当の合計をホテル代として支払っていたが、規定の額で不足があった場合、事務所でつくった裏金を充てていたという。
同年度の途中からは、梶原氏と秘書は別々のホテルに宿泊。梶原氏は自分のホテル代をクレジットカードや現金で支払うようになったという。
(産経新聞) - 9月12日8時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000007-san-soci