2006年09月12日(火) 14時01分
「2、3時間で数字修正」=利益予想50億円指示で−堀江被告にメール・東京地裁(時事通信)
ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長堀江貴文被告(33)の第4回公判が12日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。ライブドアグループの予算作成を担当していた元社員が証人出廷し、2004年9月期連結経常利益の予想値が50億円に引き上げられた際、「決算発表に間に合わせるため、実質2、3時間で数字を修正した」と証言した。
証言によると、04年5月20日のライブドア取締役会で、堀江被告が予想値を30億円から50億円にするよう指示。当日の決算発表に間に合わせるため、元代表取締役熊谷史人被告(28)と分担し、2、3時間で数字を修正したという。
元社員は「急きょ50億円になったので、もっともらしい根拠で数字をつくった。私が原案を作り、熊谷被告が堀江被告にもメールで送った」と証言した。
(時事通信) - 9月12日14時1分更新
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