2006年09月12日(火) 18時26分
<プレスリリース>NTTドコモ、行動推定プログラム利用の情報配信システムを開発(毎日新聞)
NTTドコモ(以下ドコモ)は、百貨店や博物館などの施設での運用を想定し、お客様が立ち寄った場所や時間などの情報をRFID(※1)リーダ装着の携帯電話機で収集して行動を把握し、それによって推定されたお客様の状態に応じて配信情報を選択できる情報配信システムを開発しました。
本システムでは、店舗などに設置されたRFIDタグを検出する携帯電話機を通じて、お客様の場所や時間などのデータを収集し、施設における行動パターンのデータベースと照合することにより、「店内を歩き回っている」「長時間、休憩していない」などの、お客様の状態を推定します。この推定にもとづき、百貨店などがあらかじめ提供した「どの売り場に行くか決めていない」「疲れている」などの配信条件付きの広告情報などが、お客様に配信されます。
なお、本システムは、横浜高島屋において2006年9月13日(水曜)から26日(火曜)までタカシマヤカード会員およびタカシマヤ《セゾン》カード会員を対象に試験運用される予定です。
(※1)RFID
Radio Frequency Identificationの略。識別情報が書き込まれた小型無線チップにより人や物を識別・管理する仕組み。流通業界でバーコードに代わる商品識別・管理技術として、研究開発が進んでいる。人や物などに貼り付けるRFIDタグと、RFIDタグの信号を読み取るためのRFIDリーダからなる。
■問い合わせ先■NTTドコモ<9437.T>
※発表日 2006年9月11日
以 上
(毎日新聞) - 9月12日18時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060912-00000024-maibz-ind