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松本被告は平成16年2月、東京地裁で死刑を言い渡され、当時の国選弁護団は即日控訴した。控訴審は別の私選弁護団が付き「被告に訴訟能力はなく、意思疎通できない」と主張。最終期限の昨年8月末までに控訴趣意書を出さなかった。
東京高裁は今年3月、控訴趣意書の提出遅延を理由に決定で控訴を棄却していた。
読売新聞によると、控訴棄却の決定文の送達を刑務官から伝えられた麻原被告は、独房で起きあがり、背筋を伸ばした。刑務官から「控訴を棄却する」と告げられると、ブツブツと独り言をつぶやき、その数日後、「おれは無罪だ。はめられた」と発言したという。
麻原被告は1審の死刑判決の直後も、「なぜなんだ、ちくしょう」と大声で叫んだとされる。
ZAKZAK 2006/09/11