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双子などを死産したと虚偽の届けを出し、出産育児一時金を詐取したなどとして、大阪府警浪速署は8日、兵庫県尼崎市の無職西沢圭子(41)、奈良市の会社員松本貴子(27)の両容疑者を詐欺などの疑いで逮捕した、と発表した。いずれも容疑を認めているという。
調べでは、西沢容疑者は2003年7月から05年10月の間、松本容疑者が死産したとする申請書を作成。難波社会保険事務所(大阪市)に4回にわたって提出、双子3組など計7人分の一時金計210万円を詐取。さらに今年3月には、同様に3つ子を死産したとする申請を行い、一時金計90万円をだまし取ろうとした疑い。一時金は、死産でも子ども1人につき30万円が支払われる。
両容疑者はインターネットのオークションを通じて知り合ったという。西沢容疑者は以前、准看護師として勤務していた病院の印鑑を偽造、申請書に押していた。同事務所の職員が3つ子の死産や出産回数の多さを不審に思い、病院に確認したことから発覚した。